だかいち萌え日記

抱かれたい男1位に脅されていますの萌え語りです。

抱かれたい男1位に脅されています

だかいち語り(マガビー5月号を読んでの徒然語り2)

マガビー5月を読んで、改めて現時点での東谷准太の考察。

(ネタバレ含むのでご注意を!)

もう、なんか現実がコロナコロナで日本・・いや世界が、マジ大丈夫かレベルで不安定なご時世、大好きな作品自体もなかなかハードな佳境になっていて、心が落ち着かないままウロウロしてます。ただまぁ、好きな作品の好きなキャラ達のこと考えている時間はやっぱり幸せではあるのね(笑)。現実逃避かもですが。うだうだ自分のどうにもならないことでただ鬱々してるよりは、現実も空想世界も、自分の出来る限りで先に進めるようにいこうかなと。自分なりにですが。なので私は語りますよ、好きなものを好きなように好きなだけな!だから今回は微細に渡り今まで以上に自分の考えてることをつらつらと書いていこうと思います。言葉が荒くなることもあると思いますのでお許しいただければ幸いです!

 

東谷准太。
私この子(この子扱い…)凄い好きなんですよ。高人さんももーホント好き!で、高人さんは回を追うごとに惚れ直す!って感じで魅力が増していく人なのですが、東谷准太はほぼ彼自身のモノローグがない分想像する楽しさが魅力の一部だと感じてます。言動が色々ぶっ飛ぶことがある分なおさらな。
あと基本的に私、ガタイが良いのが大変好きでしてねー。190cm! OKOK超OK!♡ ミステリアスなのもグッジョブ!天才型、魂の唯一に会えて物語始まるタイプ、(で出来ればその唯一以外をどうでもいいからとゴミみたいに扱わない、その相手のみが唯一だからと相手を上げる手段として他をいちいち下げない)のも好み! 桜日先生の描かれる准太は手や腕の筋に至るまで本当にカッコイイと思ってます。あと4話? カーセ○〇〇後の「本当に一緒に住みませんか?」の後で高人さんに「どさくさに紛れて~!」のグイってされるとこのウエストラインとかw(ピンポイントでたまらん体型があるのよw)細かいなホント。
ここら辺を語りだすと止まらないんで一旦やめときます。

 

さて、本題に行きたいと思いますがすみませんまずは一つ

実は自分がだかいちハマって他の方の感想とか見たくてネット捜索している時に見つけて拝見させていただいたありさ⋈様だかいち沼ブログの考察に深い共感及び納得というか影響を受けた面も多々有ったりします。そのため重なる部分も書いてて有ると思われます。

もし不愉快に感じた方がいらっしゃったら申し訳ありません!

そしてご本人様に寛大にも許可を頂けたのでペタンと張り付けさせていただきます。

もう一つ。http://alisato.txt-nifty.com/blog/2019/03/daka1_index.html

だかいち情報盛り沢山で、物凄く深くチュンたかを考察されており読んでいて色々考えさせられたりもしてとても楽しいブログなのです!

 

さて、では今度こそ行きたいと思います本題。

今現在、彼がああなっちゃった理由についての自分の考えなんですが。

まず、とりあえず思うこと。
3巻がチュン太の「覚醒第一弾」として、今回の新章(黒い繋がり編)に於いてはチュン太の「覚醒第二弾」なんじゃないかな?と。

まずは6巻の「酷薄な夜」。これは外せない。あれは、謳い文句にもあるけどまさしく「東谷史上」の「酷薄な夜」なんですよね。高人さんにとっての「酷薄な夜」じゃないんだよ。
だかいちの第一話は実際高人さんからしたら「強姦」ではあるんだけど、チュン太の視点から言えば、「なんでも、ですか?」と確認して了解されてるのも事実なのよね。それ以降も一応チュン太は高人さんに基本的には「是」を(力業でも)とって(あるいは自分の都合よくとって)から事に及んでたのがほぼなんだけど、6巻のあれはチュン太視点からしてもまぎれもない、そして初めての、「相手の了解を得ない無理強い」だった。
高人さんの拒否も懇願も全部、高人さんをしのぐあのガタイと力とテクニックと「ダメ」で、力ずくで押し通しちゃえる青年が押し通しちゃったのですよね。
その後悔が多分、ある。

心底好きな大事な人にその人の意思無視して無理やりな事を強いたこと。

それと

「「離れられないようにしてあげます」って言いましたよね」って言ってるよね。
うん、前にも確かに言ってる。前の2巻の綾木回の時には「誰を高人さんが好きになっても俺は誰にも高人さんを渡しません」ってセリフもある。
でもね、

4巻で高人さんに別れを告げられた時に、チュン太はそれを止められなかったんだよ。
で。高人さん取り戻すために5巻までで彼は行動してたけど、黒川百合江姐さんに指輪返した時に高人さんが来た時も「どうして?」って驚いてたよね。色々な策を弄して高人さんを再び取り戻そうとしてたけど、あの時点で高人さんから自分のもとに戻ってきてくれてよもや向こうからプロポーズしてくれるなんて想像してなかったってことなんだと思う。
6巻のこの「離れないようにして~」も、結局のところそれだけの覚悟で挑んでも、その時はどんだけ快楽で喘がせて求めさせたとしても、高人さんは次の日には部屋から姿を消していて、チュン太の望んだようにはならない。
結局土壇場ではいつだってチュン太の望んだようになってない
チュン太の望んだ形に高人さんは動かない。(で、最終的に彼の求めたその上を行ってしまう)
どれだけ普段チョロくてもそれは実のところ骨太な彼の基本的な許しがあってそうなってるだけのことだと思い知らされたんだと思うのよ、アレ。
…あと、なんて言うんだろうな。多分、チュン太は自分自身を、それなりに人目を惹くことは把握してはいても、ぐるぐるジオラマ男な分、高人さんにちゃんと自分自身を本気で本当に好きになってもらえる、とは実は思ってなかったんじゃないかな。あれだけアピールしてるのに、それでもなお、好きになってもらえると信じてなかったというか判ってなかったというか。(ここら辺、ありさと様も言われてるけど自分も同感です)
整ったルックス、恵まれたビジュアル、今迄誰も特別でなかったゆえに温和で調和している分誰からも基本嫌われることもなかったろうほぼマイナスがなかった青年。自分から強いて動かなくてもプラスばかりで、嫌われることのなかったろう青年。でも彼自身はそこに重きをおいてるわけでもないし、高人さんは彼が心惹かれて近づいても恐らく彼が今まで経験したことのないツンツン具合だったんだろうし(意識しすぎてのライバル心だったんだろうけどチュン太は知らないわけだし)。そもそもちゃんとした「心」を持ってなかった身だった訳だし。チュン太にとってとにかく高人さんは所謂「高嶺の花」だったんだと思う。その相手が、自分が相手に抱いた激情と同等のものを返してくれるなんてあまり現実感がなかった面があったんじゃないかなとなんとなく…。
だって、チュン太の高人さんへの恋心、想いって
「嫌われてても好きでいていいですか?」
「すみません、俺は必ずあなたを手に入れます」なんだよ? だったんだよ? 「嫌われてても」「すみません」だった。相手…高人さんにとってそれが意に沿わぬことであったとしても、それでも、と自分が求めるがままに欲した。抑えきれない、止められないから、欲するしか出来なかった。もちろん、彼に好かれようと努力もしてたろうけど、自分が「欲しい」気持ちのまま突っ走ることもワリと厭ってない部分は間違いなくあったし、多分何がどうでも、相手の気持ちはどうであっても、最終的に「手に入れる」のは決定事項というか。物理的にだけとなったとしてもね。

でも。
高人さんに、応えてもらっちゃったんだよね。予想以上、想像を超える大きさで。
5巻のプロポーズ、指輪ときて、6巻のあのサクロモンテのタブラオで高人さんがチュン太の為だけに踊ったフラメンコ。直前に、彼の意思も何もかも無視して傷つけただろう人から、迷いなく真っすぐな求愛を向けられたことはもう彼にとっては理由を図り切れないくらいのものだったと思う。「頭がおかしくなりそうだ」って、彼自身の中で対処しきれてないセリフでもある。
6巻の彼は高人さんに何も言ってもらえず高人さんの力になりたくて伸ばした手も取ってもらえず、恐らく心の支えになっていたんだろう指輪も取り上げられて、ああいう無理強いの形で体をつなげる事しか出来なかった。でも次の日高人さんが姿を消していたことで、身体じゃつなぎ留められなかったことを知った。ひどいことをしただけの結果になったと捉えてたはずで。じゃあどうしたらいいんだろうって、多分茫然としていた中でのコレだからね。
高人さんにちゃんと間違いなく求められている、恋われている、拒否も拒絶もなく、彼が求めるのと同等なくらい激しい熱量で。それは自我を失いそうなくらいの、言葉もなくがむしゃらに求め合ってそれが許し合えるだけの圧倒的な、想いの成就で。
それは多分、チュン太にとって今まで知ることが出来なかった無類の幸福だったと思うのよ。想い想われ心に与えられた。多分何にも代えがたいほどのもの。
ただ、チュン太からしたら、「高人さんに与えてもらった」んだよね。
チュン太が戸惑うほどの想いを返してもらえた。それはチュン太からしたらどうしていいのか判らないくらいの幸福で、嬉しくてどうしようもないんだけど、だからこそ、今は、怖くてどうしようもないんだと思う。
「酷薄な夜」でダメージ受けてるのはチュン太の方なんだよな多分
高人さんの意思を無視してひどいやり方をした自覚が恐らくチュン太にはある。それで出て行かれた時に絶望感も多分感じてる。
でも高人さんは戻ってきてくれて、それどころか望んだ以上の想いを返してくれた、その無上の喜びとともに、だからこそなお怖い。高人さんが許してくれているからその幸福な今が成り立ってるんだと思ってるから。
もし高人さんが許してくれてなかったら、今の幸せはない事。もし、高人さんがあれでもう帰ってこなかったら、今の幸せは無かった事。4巻の別離に引き続き、今回も引き止められずに出ていかれてしまっていることへのより一層の失うことへの恐怖感だよね。彼を失うことはチュン太にはもう耐えられないことで、だけどこれまでで高人さんの行動は、高人さんにしか決められないってことを知ってしまった。
2巻の頃はまだちゃんと理解しきれてなかったから言えたし思えたことも、6巻以降は多分もう言えないし思えないんじゃないか? 本人の意思意向を無視して相手を手に入れる事なんかできないってことをもうチュン太は解ってきてるんじゃないかな。力づくは確かに可能なんだろう。なにしろ力はチュン太の方があるわけだし、例えば本当に監禁とかもね、何しろチュン太だからね、色々と根回ししてできなくはないのかもしれないけど、でももう同じ想いを向けて向けられる、受け止められて受け止めることの幸福を知ってしまった今となっては、そんなことをしたら高人さんの気持ちを失うだろうって事の方が怖いんじゃないかと思う。始めた頃よりよっぽど、両想いになれた今の方がね。
だから、今のコンプライアンス攻めになってるんじゃないかな、と思うのですよ。
高人さんの嫌なことはしたくないし出来ない。それで今度こそ許されなかったら? 彼が自分の前から居なくなってしまうことが怖い。離れてしまうことが怖い。嫌われたくない。好きでいて欲しい。じゃあどうすればいい? と。
これまでもそのきらいはありましたが、高人さんにとって嫌じゃないことをすること、不快じゃないことをすること。だから今あのプロ彼女すぎる尽くし方に至ってるのではないかな。高人さんにとって居心地のいい空間を彼が作ることで必要と思われたい。だから「俺…いま…良い感じですか?」(by23話)みたいなセリフが有ったりとかなのかなーと。

特にH方面ではね、何しろ色んな過程すっ飛ばしていきなり身体から始めてしまった関係でもあるから。高人さんにとっては既にチュン太に色々されちゃうことは始まりからなのでもう慣れてしまってまさしく「今更??」にしかなってないんだけど、今のチュン太にとって、…6巻で、結局あの夜のことを蒸し返せず今に至ってしまっているんだろう彼にとっては、なんかいろいろと改めて顧みてある意味なんというか、十代の硝子のハートレベルで今更ながら怯えに近い感じでこういうレスって形になってんじゃないかなと。
6巻の彼の描写で、少年時代の彼の目の前からガラスが割れてますが、恐らく今のチュン太のメンタル、あの少年レベル。
ホント今更なんですけどね。なにしろ高人さんはもうチュン太の欲望一直線の求愛行動に慣らされてしまっていて、すでに実際のところ「チュン太から離れられない身体」にはなってしまってるよねw すでに身体だけでなく気持ちも伴って。だからこそプロポーズしてんだし。
今までのままじゃいられない今のチュン太は間違いなく成長途中で、ここでまた色々なものを吸収して着地点を定めて乗り越えてもっと良くなっていく。6巻が高人さんが一皮むけた話なら、今回のはきっとチュン太が一回り成長する話ではないかな。二人芝居もそれでさらに良い変化が生まれていくのかもなと30話見直してみて考えてます。ウサPがチュン太の演技にまだ心底満足いってないからね。いま、高人さんからの精いっぱいのアピールもあってそろそろ限界域に達して苦しいだろうチュン太頑張れ!と…心底応援してるんだけど…。

だけど、高人さんの今の心情と意思もはよ汲んでやってくれー。レスって極端すぎるんじゃー(泣き笑い)。
「優しく気持ちよく」ってそこでその言い方じゃ、それこそ高人さんが体の快楽だけ欲しがってるみたいじゃないよ。恋人とつながることが一番気持ちいいし心も潤うことに決まってる。そもそも高人さんにそれを教え込んだのはお前だ! いいから余計なこと考えず、我慢のしどころを間違えず、心のままGO!だ。と思っている自分もここにいますw

今までの獣じみた欲情受け入れてこれた人なんだからそこまで心配しなくて普段通りで問題ない!と、これまで述べてた考察根本からポイするようなことを思っている自分がな! だって高人さんが頑張ってたんだもんよ。切ないったら。


高人さんも6巻までで大事なことを相手に語らず突っ走ってたけど、実のところチュン太も今回のことでやっぱり重要なところで自分だけの思いに振り回されて全然器用じゃないことが発覚した感じかなーと思います。貴方たちは大事なところでホントに不器用で物慣れなさすぎる。そして何度も言うが、自分の思いだけで突っ走らずにちゃんと大事なことは話し合え。必要な対話が出来てなさすぎるわw 
そして早く乗り越えてもっと二人で幸せになれ。読者としてやきもきしながら心から願って次回も楽しみにしてますよ。ホントに!!!

とここまで書いといて、全然別の事情だったらどうしようかしらねw ハズかしーッ💦 

ところで追記。

6巻で、いまだに自分がうまく読み解けてないところ。

アントニオが「ガラス玉みたいな目」と評した過去のチュン太の目って高人さんが「どこを見ているか判らない目」と評したのと同じ目だと思うのですよ。でも高人さん、「ガラス玉? あいつのそんな目、俺は知らない」って言ってる。あれの齟齬はどういう理由なのかしらねー。「自分はこう捉えた」って方が居ましたら是非教えて戴けるととても嬉しいです💛 色々考えることがあるのもとても嬉しいのです、チュンたか大好きだわー!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡