だかいち萌え日記

抱かれたい男1位に脅されていますの萌え語りです。

抱かれたい男1位に脅されています

抱かれたい男1位に脅されています

本日は★2巻 6,7,8,話で語りますよ♡
初めての連載回。
高人さんの役者としての実力を知らしめてくれるのも小気味よかったですし、チュン太との出会いを経てから少しづつ彼が変わってきているのも見えるんですよね。「主演を支えてやるのも悪くないって感じたので」。
そして、チャラい新人主演の綾木千尋君。このキャラ、堂々たる当て馬としてチュンたかを引っ掻き回してくれる訳ですがそれは後に置いといて、役者としての圧倒的な実力、姿勢を第一線で活動しているベテラン俳優であるトータカ先輩に魅せられて変化していく後輩第二弾。こっちは「仕掛けるのは好きだけど仕掛けられるのは嫌いなんだよ」と乗せられて演技に入っちゃったことにイラつき、やり返しの意味で高人さんに仕掛けるわけですが、この「イラつき」自体が高人さんの役者としての姿に影響されていくことへの反発ですよね。あの枝豆プチプチの場に置いての高人さんの言葉に「うぜぇ、本気で」って本心も、それまで適当に要領よくこずるい手段も用いて舞台主演まで取れるくらいは出来る能力はあるけど、なんでもそれなりにチャラっとこなせている分、何事にも「本気」でない人だったのが伺える。そういう人だったのが、高人さんの演技には押されて飲まれて仕掛けられて乗せられてアツくされる瞬間が出てきて、で「自分の魅せ方考えろ、サポートはしてやる、やれるだけのことはやれ」でトドメ刺された感じよね。素で自分を揺らされたから「本気でうぜぇ」になっちゃった、無視できない、今迄みたいに受け流せないから。
チュン太は無色の自分の世界が色づいて勢い余って欲情に目覚めてるけど、綾木くんは自身が揺らされたことへの反発、一矢報いたい、での「悪戯(嫌がらせ)+欲情」から始まるという。どっちにしろ、小さくない影響を高人さんに与えられてしまったせいなのは間違いない後輩二人。
ちなみにこの巻以降で、綾木がちゃんと過去を清算しながら役者として腰据えてやっていってるのが垣間見えるのがすっごい好きです。

そして。
個人的に私、豹変するキャラが大好きなのでご多聞に漏れず、やはりこの回のブラック天使は滅茶苦茶ツボでした。この件に対しては、高人さんは可哀想だとは思うのですが、でもお持ち帰りされるまで飲みつぶれるのは本人も後で認めてるけど自分のミスだと思うのよ。綾木君が飲ませ上手だったとかは言い訳にならないというか、迂闊なのは間違いない。大体高人さん、それで一回チュン太にお持ち帰りされてなし崩しにヤラレてるくらいな訳で。なので、チュン太が怒るのはしょうがないかな、と。(いやまあ、自分はお持ち帰り後にほぼむりやりヤッちゃってるくせに何を言っとる、とも言えるんだけど)。で、巷ではあの責め方をDV扱いされてたりするけど、私はああいう怒り方アリかなーと思います。対してあの責められ方を受け入れた高人さんをストックフォルム症候群扱いする向きもあるけど、どーなんだろうなー。あの時点ですでに高人さんは口には出さなくともチュン太のことをかなり好ましく思ってるのは間違いなくて(その好意自体がストックフォルム症状と言われるとアレだけど)、今回の事態が自分のミスで起きている訳だから引け目はあるだろうし、そりゃ「ごめん」て泣きたくもなるし相手の怒りを受け止めようともするんじゃないかなー。
とはいえ。
何回か読み直ししてて気づいたというか、思ったことがあります。割と細かいどうでもいいことでもあるので読み飛ばしてくれてかまいません。

普段どっちかというと襟の空いたシャツ来ていることが多い(と思う)高人さんが、首元まできっちりしたシャツ着てるので多分何か形跡が残ってる!とチュン太が読んでのシャワールーム直行、服バリィッ!だったんだろうなー。と。

それと、あのベッドでの「良いですよ逃げても」「ベッドから降りたらもう俺は追いません」
あそこでもしも、高人さんが逃げてたら、多分「追わない」けど捕まえて監禁コースだったんじゃ、ないかな、と。
「無理強いはしません」「もうあげません」。
あそこでもしも高人さんが拒否してたら多分、調教コースだったんでないか…?と。
なにしろ、上のセリフの後で、綾木に「絶対に手放すことはないし逃がす気もない」で、
「高人さんが誰を好きになっても、俺は誰にも渡しません」だよ。
一歩間違えてたら、本当にマズいことになってたんじゃないかなという気がひしひしと…。
そこまでの、相手の意思も関係なく束縛することも厭わないレベルの執着心を自分で踏まえての、「こんなに好きになってすみません」なのかな、と。
ここら辺のこの人の笑顔、どこか複雑なんですよね。それまでもずっと「好きって言ってください」って何度も望んでて、やっと「好き」って言われたのにね。ここら辺の考察、某ブログでされてるところがあって、読み込んじゃったよ。なるほどーと感じたり。ああ、もっとだかいちの感想とか考察とか読みたいな。飢えてるのよー。

ところで、お仕置きH後、チュン太が綾木のとこに行くのは確認と脅し…牽制なのは判るんだけど。それにしてもギギギ良い奴だよな、やったことは1話のチュン太と似て非なる質の悪さに間違いないんだけど、「抱いてない」「可愛い寝顔で他の男の名前呼ぶような相手を抱けるほど図太くない」と、相手にちゃんと教えるとは良いヤツ…、…。他の相手の影なかったら、人事不省にした相手を「反応みてぇし、起きて抵抗されるのもいいけど」ってヤる気は間違いなくあったから、これはこれでやっぱイカン奴ではあるか、この時点では。
で、綾木から確認とって、自分がちゃんと想われていることに一息(ついてるよね、あのコマ)
まではわかったんだけど、その後高人さんのメールが来て血相変えて自分のマンションにいくのがちょっと「?」だった。それまでの行動がかなり冷酷だったせいでギャップを感じたというか。
あと、高人さんの、チュン太のマンションに行く行動理由も「ん?」と。いや普通に考えて別れを告げようとしてるのかなと思ったんだけど、だからカードキー返そうとしてるのかなと思ったんだけど、チュン太が受け取ろうとしたら放そうとしないし。なので初めよく意味が分からなかったんだけど、これ、チュン太は高人さんにしたこと含め、「今回のことで別れを突き付けられるのかも?」、となってるし、高人さんもチュン太にああいう冷たい行為をされてしかも起きたら居なかったことで「許してもらえない、終わり?」とお互いになってて、ああいうことになってるのかな、と。
どっちも相手から別れを告げられるのか?となっての「どうしてここに来たんですか?」「使わずに返すのもなんだなと思って」なのかと考えが辿り着いたら割ときれいにまとまった。
高人さんは、作品読んでると実際のところかなり男前だと思うのよ。というか切り替えは早い。
これまでも多分一人で決めて一人で行動してきた人だし。人間関係でグダグダ悩むことなんかなかった。恋愛経験もない。友達付き合いもない。ほんとに20年間芸能界で生き抜いてきた人だからある意味割り切りも早い。でなきゃあっという間につぶされる世界だろうしね。いい大人でもある。
でもチュン太のことは、マンションまで来てカードキー返そうとして反応をうかがうお試し行動までしちゃうくらい感情をもう切り捨てられない。チュン太は高人さん以外「来る者拒まず去る者追わず」の人だろうが、高人さんもぶっちゃけ「去る者追わず」の人だと思う。でもチュン太にはもうそれで済ませられないとこまで来てる。
振り回されるしかないその執着の情は恋と呼ぶべきものですよねぇ(ニヤニヤ)。
思えば3話のハチミツ回の時すでに自分から家に上がらせて求めてるし、かなり早い段階から実際ちゃんと好きよねぇ? 自覚しはじめるのは一年後の再会後の、ガンガン自分の壁ぶち壊して突撃かましてきてからだろうが、3巻読む限り一目ぼれレベルでまず意識しちゃったのは高人さんの方で、目が離せないのをライバル心と変換して最初から振り回されてる訳で。
どっちも微妙に両片思いっぽい感じが読む方からはたまらんね。フヒヒヒっとなりますw

仲直り後の、寝起きでチュン太の胸にもそもそと入り込む高人さんにホッコリ。
チュン太も、多分丸二日間寝てなかったろうからやっと眠れて良かったね。

★綾木千尋
始まりは碌な奴じゃ無く見えた彼が出てくるたびに良いキャラになっていくんだよねー。ホント好きだ。
本来目端の利く小器用なタイプ。高人さんに触発されていい方向に進み始めただけでなく、過負荷なく高人さんに合わせる事ができて、ちょっとづつ信用を培い、割りとまっとうに後輩として可愛がられることになるというね。なにしろ高人さんの初めての「ダチ」にまで昇格するもんな。それにしても高人さんの懐の深さと、後輩キラーぶりが凄い。裸に剥かれて、チュン太にも許してなかったキスマークまで目立つトコにつけられて、まーいろいろエライ目にあったのに、脛蹴飛ばすだけで許すんだよ。そら綾木君も「怒ってないんですか?」って聞くレベルだよ。そんでもって「そんなに絡みたかったら舞台でキッチリギッチリ相手してやるよ、ただし半端な絡み方したら跡形もなく食ってやるからな」ですと。これじゃ綾木君も諦められないよねー。高人さんと綾木君の先輩後輩コンビ、実はかなり好きです。高人さんが、綾木君相手だと意外と気を許してて素を覗かせるとことかね。その分、高人さんのチョロさは目端の利く綾木君に伝わってたりしてるとことかね。で、もちろんチュン太は2巻の件含めそんな綾木君が好きじゃないから彼の前でだけはあからさまに冷たい目を見せるのもツボ。どっか年相応の若者に見えるのが良いよね。
カプとしては、4巻とか見てても、むしろ別れた二人を「それでいいんですか?」って言えちゃう人だからな。まぁ「あわよくば」の思いが無くはないんだろうけど、個人的には見てると結構純粋に尊敬できる凄い俳優としての才も持った先輩への親愛の情に見えてなー。というか、何しろチュン太の高人さんへ向ける熱量がビックバンレベルのせいか、常識的レベルな綾木君の高人さんへの好意表現は何というか安心できてしまえるとでも言うのか…。
どっちかというといずれ成宮くん(攻)参戦→綾木、か?と気になる。割とつるんでくるよねー、何気に成宮君の方から綾木君に。どっちも今現在意識してるとは全然思わないけど。

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今日は高人さん♡ だかいちハマって液タブまで買ったと言う…。全然使い慣れないけど楽しいっちゃ楽しい、色々やり方覚えて出来るようになりたいわねー。